名詞節は特定の情報を提供し、説明する時に使います。
特に単語が思い浮かばないけど、説明したい場合で活躍します。
また名詞節という名前の通り、名詞として入る場所で使うことができます。
以下、名詞節の詳しい使い方を解説いたします。
目次
英語の名詞節で押さえておきたい解説ポイント 4選
名詞節はその名前の通り、名詞として使う場所に置かれます。
名詞節の使う場面
名詞節は特定の情報を提供し、説明する時に使います。
- 感情を表現する:
- “What you said really hurt me.”(あなたが言ったことは本当に私を傷つけました)
- 事実や状況を説明する:
- “The news that they won the game made everyone happy.”(彼らが試合に勝ったというニュースはみんなを幸せにしました)
- 意見や評価を表現する:
- “The fact that you helped is really appreciated.”(あなたが助けてくれたという事実は本当に評価されています)
- 疑問を表現する:
- “Whether she will come is still unknown.”(彼女が来るかどうかはまだ不明です)
名詞節の文法構造
基本的な構造は「疑問詞 + 主語(S) + 動詞(V)」です。
- 疑問詞 + 主語(S) + 動詞(V):
- “What you said” (あなたが言ったこと),
- “Who she met” (彼女が会った人)
- “Which book you read” (あなたが読んだ本)
- 接続詞 + 主語(S) + 動詞(V):
- “That she is happy” (彼女が幸せであること)
- 疑問副詞 + 主語(S) + 動詞(V):
- “When she arrives” (彼女が到着する時),
- “Why he left” (彼が去った理由)
名詞節で使える疑問詞の種類
疑問詞はThatやWhatだけでなく、他にいくつかあります。
- 疑問詞(疑問代名詞):
- What:選択肢や可能性について議論する際に使います。”What she wants to do next is unclear.” (彼女が次に何をしたいのかは不明です)
- Who: 人を指す時に使います。例: “Who she is dating is none of our business.”
- Whom: オブジェクトとして人を指す時に使います。例: “Whom she is dating is none of our business.”
- Which: 選択肢から何かを指す時に使います。例: “Which book you choose is important.”
- Whose: 所有を示す時に使います。例: “Whose book you took is important.”
- Whether: 一般的な事物や状況について議論する際に使います。”Whether we can finish on time is uncertain.” (時間通りに終わることができるかどうかは不確かです)
- 接続詞:
- That: 「that」は非常に広範に使用される接続詞で、名詞節を導くことがあります。
例: “The fact that she is coming is exciting.”
- That: 「that」は非常に広範に使用される接続詞で、名詞節を導くことがあります。
- 疑問副詞:
- When: 時間に関連する事柄を指す時に使います。例: “When we will arrive is uncertain.”
- Where: 場所に関連する事柄を指す時に使います。例: “Where we will meet is undecided.”
- Why: 理由に関連する事柄を指す時に使います。例: “Why she left is unknown.”
- How: 方法や状態に関連する事柄を指す時に使います。例: “How we will get there is the problem.”
疑問詞と疑問副詞の違い
疑問詞(疑問代名詞)は人、物、選択肢、または状況に関する具体的な情報を提供するために使われます。
疑問副詞は、通常、時間、場所、理由、方法などに関する情報を提供するために使われます。
名詞節を使う場所
名詞として使われるので主に以下の4箇所(主語、目的語、補語、副詞)で使われます。
- 主語としての名詞節:
- 例: “What she said surprised everyone.” (彼女が言ったことは皆を驚かせました)
- 目的語としての名詞節:
- 例: “I don’t know why he left early.” (彼が早く帰った理由は分かりません)
- 補語としての名詞節:
- 例: “The problem is that we don’t have enough time.” (問題は、私たちには十分な時間がないことです)
- 副詞としての名詞節:
- 例: “I work hard so that my family can have a good life.” (家族が良い生活を送れるように、私は一生懸命働いています)