カナダ留学│学生ビザ(ESL / Co-op)の申請についての備忘録

カナダ留学も2年目、いままで2回のビザの申請(学生ビザ→学生ビザ延長+Co-op)を申請をしてきたので、

備忘録として役に立ったこと、気を付けることを書いておきます。

目次

2021年11月からカナダ留学をしながらデジタルノマドで働いています。
当ブログでは海外生活に役立つ情報を書いています。

ビザの申請は自分でやったほうがいいのか?エージェントに頼むべきか?

学生ビザの申請は申請料150ドルに加えて、バイオメトリクスと呼ばれる指紋登録に85ドルほどかかります。

英語での申請なので、尻込みする方もいます。

しかし日本語訳が掲載されているサイトもあるので、英語が出来なくても申請できます(後述)

ビザを自分で更新するメリット

ビザを自分で更新するメリットを記載しておきます。

申請にかかる費用が2万円台に収まる

エージェントに頼む場合、申請の相場は3万~5万ほどかかります。

もちろんカナダ政府に支払う申請料235ドルも別途かかります。

もし自分で申請すれば、約2万円ちょっとの費用で済みます。

事務手続きの経験値になる

一度エージェントに頼んでしまうと、ビザの延長の際にも再びコストがかかる可能性が高いです。

一度自分で申請すれば、2回目以降もその経験が生きますし、他の事務手続きにも問題なくこなせるでしょう。

ビザを自分で更新するメリット

もちろんデメリットもあります。

渡航時期の計画が狂う場合も

ビザの申請は書類不備や設問の回答不備があると、時間がかかってやっかいなことになりかねないです。

僕の場合、初回申請時、eTAとバイオメトリクスを間違えた設問に答えてしまい。
超時間がかかってしまいました…。

場合によっては学校の入学や予定している渡航時期までに発行が間に合わない可能性もあります。

ということで時間に余裕をもって、きっちり資料を揃える必要があります。

初めての場合、それなりに大変だと思います。

資金に余裕があって、面倒なことは全部任せてしまいたい方針の方がエージェントに頼む方がよいでしょう。

学生ビザ(ESL / Co-op)の申請・更新の実際の流れ

ここでは簡単に大きな申請の流れを解説します。

詳細は後の項目に参考リンクや情報を載せておきますので、そこまで読んで慎重に手続きしてください。

STEP

アカウントを作成・またはログインする

すでにアカウントを作成していてログインする場合、秘密の質問を2つ答えることになります。

STEP

申請メニューへ

ログインできたら下の方にあるApply to come to Canadaのメニューを選択します。

Visitor visa, study and/or work permitを選択します。

学生ビザ取得が初めての人も更新したい人も同じです。

STEP

質問に答える

いろいろ質問に答えます。

ここで初めてなのか、更新なのかも判断されます。

とくにバイオメトリクスに関する質問は正しく答えましょう

※観光用のETAとは違います。

※ここで選択ミスをすると間違った申請をしてしまい最悪、申請料と時間を失います。

STEP

書類のアップロード

質問に答え終わると各種書類をアップロードします。

iOSのメモアプリでスキャン(設定は写真にすること)すると複数の写真をまとめてPDFとして作成できるのでおすすめです。

詳細は後の項目でも記載しています。

申請書ブラウザで開けないので注意。必ずダウンロードしてAcrobat等で開くこと!
はじめて学生ビザを申請するときはIMM1294でした。
Co-opに切り替えたり、更新したときはIMM5709eでした。
LOALetter of Acceptance。学校で発行される許可証
Co-op LetterCo-opの人は必要。学校でもらう書類です。
証明写真携帯で撮った写真でも問題なかったです。
パスポート表面と裏面。入出国スタンプがあればすべて含める
残高証明証住信SBIなら英文でPDFダウンロードできます。
その後、PDFにカナダドル換算の数字とカナダドルのレートと記載しておくと親切です。

上記をすべてアップロードしたのち、申請料金を払えば完了です。

あとは手続きの進捗に応じてメールが届きますので、つどログインしてステータスを確認しましょう。

デザノマ

過去、3回ビザの申請をしていますが同じ流れです。
場合によっては毎年更新することもあるので、資料は残しておくと手続きが最適化できます。

学生ビザ(ESL / Co-op)の申請について知っておくべきこと

基本的にマイルストーンカナダのサイトを見てから、申請すると簡単です。

事前にアップロードに必要な書類を集めておく

ビザの申請の前に、事前に書類を集めて記入しておく方がスムーズです。

個人的にiOSのメモ帳アプリからPDF化できる写真が撮影できるので便利。

書類備考
学生ビザ申請書政府のサイトからPDFをダウンロードできる。ビザによってPDFの種類が違うので注意(IMM1294E)。PDFを開くときはブラウザではなくAdobe Acrobatで開くこと。
※Adobe Acrobatは無料でダウンロード可。
銀行の残高証明最低月1000ドル×滞在期間分必要。
複数の銀行を合わせてもOK
住信SBIネットバンクであれば即時英文の残高証明書がPDFで発行できるので便利。
学校の入学許可証LOA(Letter of Acceptance)と呼ばれる物。学校を決めて学費を払うと発行される。私立カレッジは比較的発行が早いが、公立カレッジはめちゃくちゃ遅い場合があるので、早めに取得しておくべき。
パスポートのコピー顔が写っている部分だけでなく、スタンプや最後の住所を角ところまでPDF化が必要。
顔写真背景は白が良いとの記載があったが、青背景の証明写真でもOKでした(初回の申請)
スマホで写真を撮って、Photoshopでトリミングして背景色を変えたりしたものを使ったが問題なかった(2回目の申請)
就労が必要な証明Co-opの場合必要。僕の場合はLOAの書類の中に記載されていた。

マイルストーンカナダの学生ビザ申請の記事をよく読む

カナダ政府のサイトは全て英語で書かれているので、事前に流れや設問の日本語訳を把握しておきましょう。

ちなみに2回目の申請、学生ビザからCo-opビザに延長した時は下記の記事も参考にしました。

※基本的に学生ビザの申請は同じなのですが、経験談として参考になりました。

申請フォームのPDFはIMM5710

できるだけ余裕をもってビザの申請をする

2回目の申請時は、LOAの発行がめちゃくちゃ遅くて、結果的に申請も遅くなってしまった経験があります。

  • 渡航の半年前には学校を決める
  • LOAを早めに入手する。※公立の学校の事務の人のメールの返事は3週間かかることもありました。
  • LOAが手に入り次第、すぐにビザの申請をする

だと思います。

ちなみに申請期間がどのくらいかかるのかは、下記のページ(Check processing times)から確認できます。

この時は申請に2か月かかる記載がありました。

パスポートの期限に要注意

これは個人的にやらかしてしまったのですが2年のCo-opに対して、パスポートの期限が1年ちょっとでした。

ということで、発行されたビザの期間はパスポートの期限まで。

パスポートの更新は理由があれば1年以上前から申請できるらしいので、

パスポートの期限が気になる時はビザの申請の前に更新してしまいましょう。

ビザ申請の返事がない場合にやれること

ビザが切れるのに、申請の進捗がまったく進んでない時は、お問い合わせから催促をしましょう。

やり方はCheck your application statusに申請番号などを記載して送るだけです。

https://secure.cic.gc.ca/ClientContact/en/Application

ビザ手続き中に期限が切れた場合

下記の記事を読むことをおすすめします。

申請中、ビザの期限が切れても90日以内であれば滞在できます。

期限が切れたからといって、焦らないように知っておきましょう。

>ビザ申請中なら、ビザが切れていても滞在できるという、いわゆるimplied statusは、審査結果が出た時点で無効になるという事になります。もし審査結果がパスしていれば不要です。

まとめ

ビザの申請は結構パワーを使いますし、申請を出した後もハラハラします。

ミスした時の不測の事態や、問題があった時の知見があるほうが落ち着いて処理できるので、

個人的な備忘録として書いておきました。

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