Core i7-9700K は Intel の6世代前(Core 9th)で、8コア/8スレッド・TDP 95W のデスクトップ向けCPUです。
Blender Open Data のCPUレンダリングのスコアは 136 で、このデータベースの 83 機種中 67 位です。
向いている用途は動画編集。
向いている用途
| 用途 | 判定の理由 |
|---|---|
| ✕ 3DCG(Blender) | Blenderスコア180未満。CPUレンダリングは向かない(GPUに任せる) |
| ◎ 動画編集 | 8コア/8スレッド。内蔵GPU(QuickSync)でH.264/HEVC/AV1のハードウェアエンコードが使える |
| △ ゲーム | ブースト 4.9GHz。フルHDのゲームは十分。ゲームの fps は持っていないため、キャッシュとクロックからの目安 |
| ○ ゲーム配信 | 配信と同時に録画・エンコードするなら 8コアは実用 |
| ✕ ローカルLLM(CPU) | 8B級が動く(帯域 43 GB/s。速度は控えめ)。CPU推論はVRAMの制約が無いぶん大きなモデルも載るが、GPUより遅い |
◎=主力として使える/○=実用/△=条件つき/✕=向かない。
判定基準はページ末尾に書いています。
価格と推移
2018年発売で、新品の流通はほぼ終わっています。
Amazon の出品は中古か、発売時よりずっと高い在庫品が中心です。
中古の価格は状態で大きく変わるため載せていません。
買い替えを考えているなら、下の「乗り換え先の候補」を参考にしてください。
中古を含めて探すなら、下の各ショップの検索結果から見られます。
中古は動作保証と保証期間を確かめてから選んでください。
仕様
| アーキテクチャ | Coffee Lake Refresh |
| 世代 | 6世代前(Core 9th) |
| ソケット | LGA1151 |
| コア / スレッド | 8コア / 8スレッド |
| クロック(ベース / ブースト) | 3.6 / 4.9 GHz |
| L3キャッシュ | 12MB |
| TDP(PBP) | 95W |
| 最大電力(MTP) | 公表なし |
| 対応メモリ(公式最大) | DDR4-2666(理論帯域 42.7 GB/s・2ch) |
| 内蔵GPU | Intel UHD Graphics 630 |
| NPU | なし |
| 発売 | 2018年10月 |
| 発売時の米国参考価格 | $374 |
| 出典 | Intel 公式製品ページ(2026-09-26 確認) |
Blender の CPU レンダリング性能
Blender Open Data に投稿された Blender 4.x のベンチマーク 395 件以上から、CPU での結果を集計しました。
スコアは monster・junkshop・classroom の3シーンの samples/min(中央値)の合計で、opendata.blender.org の表示と同じ考え方です。
| シーン | samples/min(中央値) |
|---|---|
| monster | 64 |
| junkshop | 41 |
| classroom | 32 |
出典: Blender Open Data(CC0)。
スナップショット 2026-10-01。
デバイス名「Core i7-9700K」。
CPU レンダリングの値です。
GPU でレンダリングするなら GPU 側のスコアが速度を決めます。
消費電力 1W あたりのスコアは 1.4 で、83 機種中 73 位です(TDP の公称値で計算)。
一緒に使われているGPU
Blender Open Data に Core i7-9700K で投稿された 395 回のベンチマークで、同じ PC に入っていたGPUの上位です。
Blender でベンチマークを取る人(制作用途の人)の構成なので、ゲーム用 PC 全体の傾向とは違うことがあります。
| GPU | 割合 | 投稿 |
|---|---|---|
| GeForce RTX 2070 SUPER | 46.6% | 181回 |
| GeForce RTX 3070 | 5.7% | 22回 |
| GeForce RTX 2070 | 5.2% | 20回 |
| GeForce RTX 3080 | 4.6% | 18回 |
| GeForce RTX 2060 | 3.4% | 13回 |
| GeForce RTX 3060 | 2.8% | 11回 |
OS の内訳: Windows 94.4%・Linux 5.1%・macOS 0.5%。
ベンチマークスコア(引用)
各社が公開している Core i7-9700K の平均スコアを、出典を示して引用しています。
デザノマが測った値ではありません。
| ベンチマーク | スコア | このDBでの順位 | 出典 | 取得日 |
|---|---|---|---|---|
| PassMark CPU Mark(マルチスレッド) | 14,399 | 73 / 84位 | PassMark Software | 2026-09-27 |
| PassMark シングルスレッド | 2,857 | 70 / 84位 | PassMark Software | 2026-09-27 |
スコアは各社の集計で、投稿が増えると少しずつ変わります。
最新の値と詳しい内訳は出典のページで確かめてください。
読者の方が自分の PC で測った値は、下の「読者の実測値」に集めています。
AI 用途の目安
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| ローカルLLM(CPU推論) | 8B級が動く(帯域 43 GB/s。速度は控えめ) |
| メモリ帯域(理論値・2ch) | 42.7 GB/s |
| NPU | なし |
| 内蔵GPU | Intel UHD Graphics 630 |
| モデル(CPU だけで動かす場合) | 生成速度の計算上の上限 |
|---|---|
| 8B級(Q4) | 約9 トークン/秒 |
| 14B級(Q4) | 約5 トークン/秒 |
| 32B級(Q4) | 約2 トークン/秒 |
| 70B級(Q4) | 約1 トークン/秒 |
上限は対応メモリの理論帯域(2チャネル)をモデルの大きさで割った計算値で、実測ではありません。
メインメモリがモデルより大きいことが前提です。
CPU だけで LLM を動かす速度はメモリ帯域で決まり、載せられるモデルの大きさはメインメモリの容量で決まります。
画像生成や大きなモデルを速く動かすなら、GPU の VRAM が要ります。
GPU 側の目安は GPU一覧 にあります。
乗り換え先の候補
Core i7-9700K から乗り換えると速さがどれだけ変わるかを、Blender CPUスコアの比で出しました。
候補は現行世代と1世代前のうち、1.3倍以上速く、Amazon で新品が買えるものを1万円あたりの性能順に並べています。
| 乗り換え先 | Core i7-9700K比 | 価格 | スコア/万円 |
|---|---|---|---|
| Core Ultra 5 245KF | 約2.4倍 | 31,000円 | 104 |
| Core Ultra 7 265KF | 約3.4倍 | 47,548円 | 98 |
| Core Ultra 7 265K | 約3.4倍 | 53,980円 | 87 |
| Core Ultra 5 245K | 約2.4倍 | 37,176円 | 86 |
| Ryzen 5 7500F | 約1.4倍 | 24,500円 | 80 |
LGA1151 に載る現行 CPU は無いので、乗り換えにはマザーボードも要ります。
倍率はレンダリング性能の比で、ゲームのフレームレートの比ではありません。
同じ価格帯の候補
同じメーカーで性能が隣り合う機種: Core i5-11600K/Core i5-11400F
絞り込みと3個比較は CPU一覧 でできます。
読者の実測値
Core i7-9700K で測った値はまだ届いていません。
お持ちの方は、ゲームの平均フレームレートやベンチマークのスコアを投稿していただけると、この表に載ります。
投稿はデザノマが確認してから載せます。
載せた値は CC BY 4.0(出典を書けば誰でも使える)で公開します。
判定基準と出典
3DCG は Blender の CPU スコアで 450 以上を◎、300 以上を○、180 以上を△としています。
動画編集と配信はコア数で判定し、Intel の内蔵GPU(QuickSync)があるものは1段上げています。
ゲームは 3D V-Cache(L3 96MB 以上)を◎、ブースト 5.4GHz 以上を○としています。
ゲームの fps は持っていないため、キャッシュとクロックからの目安です。
ローカルLLM は公式の最大対応メモリから計算した理論帯域(デュアルチャネル)で判定しています。
仕様は各社公式ページ、性能は Blender Open Data(CC0)、価格は Amazon.co.jp の取得値です。
PassMark と 3DMark のスコアは、出典のリンクと取得日を添えた引用です。
価格は取得日の値で、在庫や出品者で変わります。
購入前に販売ページで確認してください。


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