動画編集用のデスクトップPCは、使うソフト、素材の形式、困っている処理の順に条件を決めると比較しやすくなります。
「4K対応」「ゲーミングPC」という表示だけでは、編集中の再生や書き出しが自分の用途に合うか判断できません。
この記事はメーカーの公開仕様を確認した選び方ガイドです。
実機での速度・騒音の測定結果ではなく、掲載リンクの一部にはアフィリエイトを利用しています。
買い替え前に、遅くなる場面を確認する
| 困っている場面 | 先に試すこと | 購入を考える条件 |
|---|---|---|
| 素材の再生が途切れる | プロキシや再生解像度の変更、素材保存先の確認 | 必要な画質・作業手順でなお待ち時間が大きい |
| 複数アプリを開くと止まる | 不要アプリを閉じ、メモリ使用量を確認 | 日常の作業で容量不足が繰り返す |
| 書き出しだけが遅い | 使う形式でハードウェアエンコードが選べるか確認 | 対応する設定でも納期に支障がある |
| 素材を置く場所が足りない | 不要キャッシュと保存済み素材を整理 | 容量が不足するなら、まずストレージ増設を比較 |
CGメソッドの動画編集PCの買い替え前チェックで、設定変更から試せます。
Premiereを基準に構成を比較する
AdobeのWindows向け推奨仕様は、HD素材でメモリ16GB、4K以上で32GB以上です。
これはPremiereの公式必要システム構成に基づく基準で、すべてのエフェクトや同時作業の快適さを保証する数字ではありません。
| 比較項目 | 販売ページで確認する内容 |
|---|---|
| CPU | 型番を末尾まで確認し、使用ソフト・素材形式への対応を調べる |
| メモリ | 搭載量、空きスロット、増設上限、保証条件 |
| GPU | 正確なGPU名と専用メモリ容量、ソフトが要求する機能 |
| SSD | 容量、空き容量の余裕、追加スロットの有無 |
| 本体と電源 | 設置寸法、排気の余裕、部品交換時の制約 |
| サポート | 初期不良時の対応、修理窓口、往復送料、納期 |
GPUやCPUの世代が違うPCは、メモリ容量と本体価格だけをそろえても同じ性能にはなりません。
性能比較を読むときは、編集ソフトの版、素材のコーデック、エフェクト、書き出し設定が自分の作業に近いものを選びます。
見積もりは「現在の用途」と「増設後」の2通りで比べる
フルHD中心で学習するなら現在の作業に必要な構成を、4K編集と他の制作アプリを併用するなら同時作業まで含めた構成を見積もります。
増設を前提に安く買う場合は、対応メモリやSSDの費用、取付費用、保証への影響を本体価格に足して比較してください。
モニター、バックアップ用ドライブ、編集ソフトの費用も別に確保すると、購入後に作業環境が不足しにくくなります。
素材の保存先だけを改善する場合のSSD候補
容量不足や遅い保存先が原因なら、PC本体を買い替える前に外付けSSDも比較できます。
SanDisk Extreme Portable SSDのSDSSDE61シリーズは、メーカー仕様でUSB 3.2 Gen 2、最大読出し1050MB/s・書込み1000MB/sです。
これは上限の公称値であり、PCの接続規格やケーブル、素材、空き容量によって実際の速度は変わります。
SanDisk公式仕様で型番と端子を確認し、販売ページでは2TBの容量、国内保証、販売元を比べてください。
メモリやGPUが原因の処理待ちまで、外付けSSDで解消できるわけではありません。
注文前に書き出しておく条件
- 編集ソフトとバージョン
- 素材の解像度・フレームレート・コーデック
- 同時に使うアプリと、普段のプロジェクトの長さ
- PC本体・モニター・保存先を合わせた総予算
- 増設の必要性、設置場所、故障時に待てる日数
機種ごとの比較はCGメソッドの動画編集向けPC比較も参照し、最終的な構成と在庫は販売元で確認してください。
仕様確認日:2026年9月17日。

