ゲーム用のヘッドセットは音質だけでなく、足音の方向がどれだけ分かるかで選びます。
この記事では、その観点から見るべき項目を説明します。
定位が分かることが最優先
定位とは、音がどこから鳴っているかを判断できることです。
低音が強い製品は迫力がありますが、足音が埋もれて方向が分かりにくくなることがあります。
重低音を売りにした製品は、映画や音楽には向いていても、競技的な使い方では不利になる場合があります。
開放型と密閉型
| 型 | 音の広がり | 遮音 | 向いている環境 |
|---|---|---|---|
| 開放型 | 広い。定位が分かりやすい | 低い。音が漏れる | 静かな個室 |
| 密閉型 | 狭いが低音が出る | 高い | 家族がいる。配信で音を拾わせたくない |
定位だけを見れば開放型が有利です。
ただし音が漏れるので、マイクが自分のヘッドホンの音を拾ってしまう配信では扱いにくくなります。
接続方式と遅延
| 接続 | 遅延 | 備考 |
|---|---|---|
| 有線(3.5mm) | ほぼなし | 電源不要。取り回しは劣る |
| 有線(USB) | 小さい | 内蔵の処理で音を加工できる |
| 専用レシーバーの無線 | 小さい | 充電が必要 |
| Bluetooth | 大きい | ゲームには向かない |
Bluetoothは音が遅れて聞こえるため、足音で位置を判断する使い方には向きません。
ヘッドセットとイヤホンの使い分け
| 形 | 長所 | 短所 |
|---|---|---|
| ヘッドセット | マイク一体。装着が安定する | 重い。長時間で蒸れる |
| イヤホン | 軽い。蒸れない | マイクは別途必要。長時間で耳が痛くなることがある |
マイクを別に用意しているなら、イヤホンという選択肢も現実的です。
配信では音質のよいマイクを別に立てることが多いためです.
装着感は音質と同じくらい効く
- 側圧が強いと、1時間ほどで痛くなります。
- メガネをかけるなら、イヤーパッドの柔らかさが効いてきます。
- 重量は300gを超えると首や頭に負担を感じやすくなります。
- イヤーパッドが交換できる製品は、劣化しても長く使えます。
バーチャルサラウンドは万能ではない
7.1chなどの表記は、2つのスピーカーで方向感を作る処理を指すことが多くあります。
合う人と合わない人がいて、切ったほうが分かりやすいという声もあります。
機能があること自体は悪くありませんが、これがあるから定位が良いとは限りません。
切り替えて試せる製品を選ぶと確実です。
優先順位のまとめ
| 順番 | 見る項目 | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | 装着感と重量 | 長時間つけられないと意味がない |
| 2 | 定位の分かりやすさ | 足音の方向が判断できるか |
| 3 | 開放型か密閉型か | 環境と配信の有無で決まる |
| 4 | 接続方式 | Bluetooth専用は避ける |
| 5 | イヤーパッドの交換可否 | 寿命に効く |
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