ゲーミングPCを予算で選ぶなら、先に決めるのはグラフィックボード(GPU)です。
予算の半分前後が GPU、2割前後が CPU、残りがメモリ・SSD・電源・ケース・OS になります。
この記事では、予算15万・20万・30万円で、当サイトのパーツDBの新品価格から GPU と CPU の目安を選び、BTO ショップで確かめる6項目を説明します。
fps の実測は載せていません。
性能の比は PassMark(出典つきの引用)で、ゲームの要件はゲーム別の推奨スペック判定の閾値を使います。
価格は Amazon の新品の取得値(2026年11月時点)で、BTO のセット価格とは別です。
BTO では同じ予算でワンランク上の GPU が入ることも多いので、目安として読んでください。
結論|予算別の GPU と CPU の目安
| 予算 | GPU(単品価格) | CPU:マルチ重視 | CPU:ゲーム重視(シングル) | GPU の条件 | モンハンワイルズ推奨 |
|---|---|---|---|---|---|
| 15万円 | GeForce RTX 5050(53,980円) | Core Ultra 5 245K(35,996円) | 同じ | VRAM 8GB・推奨電源 550W | ◎ |
| 20万円 | Radeon RX 7700 XT(91,262円) | Core Ultra 7 265KF(47,980円) | 同じ | VRAM 12GB・推奨電源 700W | ◎ |
| 30万円 | GeForce RTX 5070(147,273円) | Core Ultra 7 265K(54,000円) | 同じ | VRAM 12GB・推奨電源 650W | ◎ |
GPU は「予算の50%以内で PassMark がいちばん高い現行〜1世代前」、CPU は「予算の25%以内」で選びました。
モンハンワイルズ推奨の列は、公式要件(RTX 2060 SUPER/RX 6600、VRAM 8GB)を PassMark で満たすかです。
3段階とも VALORANT・Apex・Fortnite・スト6の推奨は満たします。
メモリは 32GB(DDR5)、SSD は 1TB 以上を目安にしてください。
16GB・500GB の構成は、最近のタイトルでは足りなくなります。
予算別の見方
予算15万円|RTX 5050 クラス
GPU は GeForce RTX 5050(PassMark 16,738、VRAM 8GB、消費電力 130W、公式の推奨電源 550W)。
CPU はマルチ重視なら Core Ultra 5 245K(PassMark 43,045)、ゲーム重視なら Core Ultra 5 245K(シングル 4,716)。
ゲーム専用なら、L3 キャッシュが大きい Ryzen 5 9600X(L3 32MB、37,230円)も候補です。
多くのゲームでキャッシュの大きさが効きます。
この予算帯は、GPU を削ってメモリや SSD を足すより、GPU を優先したほうが体感が変わります。
フルHD・60〜144fps 帯が目標です。
BTO で「RTX 5050」を積んだモデルを探す:ドスパラ、マウスコンピューター、パソコン工房、TSUKUMO(ツクモ)、パソコンショップ PCワンズ
予算20万円|RX 7700 XT クラス
GPU は Radeon RX 7700 XT(PassMark 22,782、VRAM 12GB、消費電力 245W、公式の推奨電源 700W)。
CPU はマルチ重視なら Core Ultra 7 265KF(PassMark 58,446)、ゲーム重視なら Core Ultra 7 265KF(シングル 4,924)。
ゲーム専用なら、L3 キャッシュが大きい Ryzen 5 7600X3D(L3 96MB、46,796円)も候補です。
多くのゲームでキャッシュの大きさが効きます。
この予算帯から、WQHD(2560×1440)が現実的になります。
VRAM が 8GB か 16GB かで、高解像度テクスチャの余裕が変わります。
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予算30万円|RTX 5070 クラス
GPU は GeForce RTX 5070(PassMark 28,678、VRAM 12GB、消費電力 250W、公式の推奨電源 650W)。
CPU はマルチ重視なら Core Ultra 7 265K(PassMark 58,571)、ゲーム重視なら Core Ultra 7 265K(シングル 4,929)。
ゲーム専用なら、L3 キャッシュが大きい Ryzen 7 9800X3D(L3 96MB、67,622円)も候補です。
多くのゲームでキャッシュの大きさが効きます。
この予算帯は WQHD の高リフレッシュレートと、4K の中設定が目標です。
電源は 750W 以上、ケースの排熱も見てください。
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BTO で確かめる6項目
| 項目 | 確かめること | なぜ |
|---|---|---|
| 1. 電源の容量 | GPU の公式の推奨電源(上の表)以上か。80PLUS の等級 | 容量が足りないと高負荷で落ちる。将来 GPU を替えるなら余裕を |
| 2. メモリ | 32GB か。DDR5 か。2枚組(デュアルチャネル)か | 1枚だけだと性能が落ちる。16GB は最近のタイトルで足りない |
| 3. SSD | 1TB 以上か。NVMe か | モンハンワイルズは SSD 必須で 75GB。数本入れると 500GB は埋まる |
| 4. ケースと冷却 | GPU の長さが入るか。前面吸気のファンがあるか。CPU クーラーの種類 | 排熱が足りないと性能が落ちる。静音性も変わる |
| 5. 保証と納期 | 保証期間、延長保証の有無、出荷までの日数 | 初期不良の交換条件は店で差が大きい |
| 6. 増設の余地 | M.2 スロットの空き、メモリスロットの空き、電源の余裕 | あとから足せる構成なら、最初の予算を抑えられる |
見積もり画面で GPU と CPU の型番を、上の DB のページと照らしてください。
同じ名前でも「Laptop」や VRAM 違いがあります。
自作との比べ方
パーツ単品の価格の合計は、GPU と CPU に加えて、マザーボード・メモリ・SSD・電源・ケース・OS の実売を足して出します。
BTO は組み立てと保証と OS が含まれ、セット価格で GPU が安く入ることがあります。
自作が有利なのは、手持ちのパーツ(ケース・電源・SSD・OS)を使い回せるときです。
CPU だけ・GPU だけを替える場合は、旧世代からの乗り換え記事で候補と電源・マザーボードの条件を見てください。
つまずきやすい所と対処
| つまずき | 起きること | 対処 |
|---|---|---|
| GPU の名前だけで選ぶ | 同じ RTX 5060 Ti でも VRAM 8GB と 16GB がある。ノート用の同名 GPU は別物 | 型番と VRAM を見積もり画面で確かめる |
| 電源が推奨ぎりぎり | 高負荷で再起動する。将来の GPU 交換ができない | 推奨電源より1段上を選ぶ |
| メモリ16GB・SSD 500GB の最安構成 | 新作が入らない、カクつく | 32GB・1TB にカスタマイズする。あとから足すより安いことが多い |
| 納期を見ていない | セールで買ったのに届くのが数週間後 | 出荷日を注文前に確かめる |
| モニターを忘れる | 144Hz の GPU を買ったのに 60Hz のモニター | GPU のクラスに合うリフレッシュレートのモニターを予算に入れる |
デメリットとして、BTO はパーツの銘柄(マザーボードや電源のメーカー)を選べないことがあります。
気になる人は構成表の型番を店に聞いてください。
よくある質問:予算別のゲーミングPC
15万円で何ができますか?
フルHD で主要タイトルの推奨設定が目標です。
GPU は GeForce RTX 5050 クラスで、モンハンワイルズの推奨(フレーム生成前提の 60fps)も満たします。
20万円と30万円の差は何ですか?
GPU のクラスと VRAM です。
20万円は Radeon RX 7700 XT、30万円は GeForce RTX 5070 クラスで、WQHD・4K の余裕が変わります。
CPU はどちらを選べばよいですか?
ゲームだけならシングルスレッドが速いほう、配信や動画編集も兼ねるならマルチが速いほうです。
どちらも GPU より効きは小さいので、迷ったら GPU に予算を回してください。
価格が記事と違います
Amazon の新品の取得値は日々変わります。
各 GPU・CPU のページに取得日と推移があります。
BTO のセット価格は別に確かめてください。
出典と更新
PassMark のスコアは PassMark Software の公開値を、各機種のページに出典リンクと取得日つきで引用しています。
価格は Amazon.co.jp の新品の取得値で、日々変わります。
ゲームの要件は各公式ページから2026年11月1日に取得しました。
BTO ショップのリンクは各店の型番検索で、当サイトは一部の店とアフィリエイト提携をしています。


