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VALORANTプロ661人のデバイス使用率を集計|マウス・パッド・キーボードの傾向

プロ選手のデバイスは1人ずつ見ても傾向が分かりません。
661人分をまとめて数えると、何が選ばれていて何が選ばれていないかがはっきりします。

この記事はprosettings.netが公開しているVALORANTプロ選手のデータを、2026年9月5日時点で集計したものです。
個々の選手の情報は出典元をご覧ください。
ここでは全体の傾向と、その理由を説明します。

データの内訳|全661人。
マウス659件・マウスパッド647件・キーボード643件・ヘッドセット617件・モニター612件・eDPI 657件が記載あり。

2021年11月からカナダ留学をしながらデジタルノマドで働いています。
当ブログでは海外生活に役立つ情報を書いています。

マウスは2社で7割を占める

メーカー人数割合
Razer29044%
Logitech16825%
Lamzu508%
Pulsar437%
VAXEE335%
ZOWIE173%

上位2社で458人、全体の69%です。
スポンサー契約の影響は当然ありますが、無所属の配信者を含めても同じ傾向が出ています。

モデル別

モデル人数
Razer Viper V4 Pro108
Razer Viper V3 Pro85
Logitech G Pro X Superlight 253
Logitech G Pro X2 SUPERSTRIKE50
Logitech G Pro X Superlight44
Razer DeathAdder V4 Pro40

上位はいずれも軽量の無線モデルです。
有線を使っている選手はほとんどいません。
無線の遅延がもう問題にならない水準まで来ていることの裏づけになります。

マウスパッドはArtisanが最多

メーカー人数
Artisan182
Pulsar98
Razer79
VAXEE61
ZOWIE49
SteelSeries41
X-raypad39

モデル別

モデル人数
Artisan 零 FX SOFT80
Pulsar eS Saturn Pro59
Razer Gigantus V236
Artisan 零 FX XSOFT27
SteelSeries QcK Heavy24
Artisan Type-9918

Artisanの零シリーズだけで107人が使っています。
SOFTとXSOFTの違いは中間層の硬さで、沈み込み方が変わります。

マウスは軽量無線が主流である一方、パッドはコントロール寄りが選ばれています。
軽いマウスは止めにくいので、止まりやすいパッドで補うという組み合わせです。

キーボードは磁気式がほぼ独占

モデル人数方式
Wooting 60HE+122磁気式
Wooting 60HE v2107磁気式
Razer Huntsman V3 Pro TKL53アナログ光学式
Razer Huntsman V3 Pro Mini48アナログ光学式
Razer Huntsman V3 Pro TKL 8KHz42アナログ光学式
Wooting 80HE36磁気式

上位6モデルはすべてラピッドトリガーに対応しています。
合計408人で、記載のある643人の63%を占めます。

従来のメカニカルキーボードは上位にほとんど残っていません。
この機能が広まってから、競技の現場では前提条件になったことが数字に出ています。

ラピッドトリガーの仕組みはゲーミングキーボードの選び方で解説しています。

モニターはZOWIEに集中

モデル人数
ZOWIE XL2566K159
ZOWIE XL2566X+122
ZOWIE XL2546K106
ZOWIE XL254642
ZOWIE XL2586X+22
Alienware AW2523HF15

上位5モデルすべてがZOWIEで、合計451人。
記載のある612人の74%になります。
いずれも24.5インチのフルHDです。

大型や高解像度のモニターは上位に出てきません。
画面全体を視線を動かさずに見られることが優先されています。

解像度は7割がフルHD

解像度人数縦横比
1920×108046116:9
1280×960824:3
1280×1024315:4
1440×1080314:3
1680×10501616:10

フルHDが70%を占めます。
一方で4:3や5:4といった横に狭い設定を使う選手が144人おり、全体の22%にあたります。

横を狭めると、同じ視野角でも対象が大きく映ります。
狙いやすさを取るか、視界の広さを取るかの選択です。

DPIは800が過半数

DPI人数
800344
1600210
40080
32005

800と1600で554人、84%です。
高DPIを売りにした製品が増えていますが、実際に使われている値は限られています。

スペック表の最大DPIが26000でも、設定するのは800です。
数字の大きさで製品を選ぶ意味がないことが、この分布から分かります。

ポーリングレートは1000Hzが最多

ポーリングレート人数割合
1000Hz39259%
4000Hz13520%
2000Hz7111%
8000Hz386%

高い値に対応した製品が増えていますが、8000Hzを使っているのは38人だけです。
1000Hzで十分という判断が多数派になっています。

高いポーリングレートはパソコン側の処理も増やします。
フレームレートを優先して1000Hzに留める、という選び方が読み取れます。

eDPIの分布

区分
最小50
下位25%184
中央値229.6
上位25%280
最大1280

中央値は約230です。
DPI 800なら、ゲーム内感度0.287あたりが真ん中ということになります。

最小50から最大1280まで幅がありますが、半数は184から280の間に収まっています。
極端な値を真似する必要はありません。

感度の合わせ方は感度の真似は数字ではなく振り向き距離でで解説しています。

集計から見えること

  • マウスは軽量無線が前提になっている。
    有線はほぼ残っていない。
  • パッドはコントロール寄りが多い。
    軽いマウスの止めにくさを補う組み合わせ。
  • キーボードはラピッドトリガー対応が63%。
    従来型はほぼ選ばれていない。
  • モニターは24.5インチのフルHDに集中。
    大画面も高解像度も選ばれていない。
  • DPIは800か1600。
    ポーリングレートは1000Hzで足りるという判断が多数派。

装備を揃えるとき、上位モデルをそのまま買う必要はありません。
この傾向が示しているのは「何が重視されているか」であって、特定の製品が唯一の正解というわけではないからです。

出典と調査時点

データ出典|prosettings.net(VALORANT Pro Settings and Gear List)

集計日|2026年9月5日。
対象661人。
項目ごとに記載のない選手がいるため、分母は項目により異なります。

選手の所属や使用機材は頻繁に変わります。
最新の情報は出典元をご確認ください。

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